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徒然なる日々のそんな話
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東日本大震災から40日。
今でも地震速報は良く耳にしますし、要らなかった原発関連は毎日聞きます。

それでも、「復興」と言うものに向かって日本は歩きはじめたのでしょうか。
未だ迷走しているのでしょうか。
良く、解りません。

40日…メディア(特にテレビとラジオ)を見ていて思うのは。
ヒトのココロと言うものは大きく見える博愛と、歪むほど強い猜疑で構成されているのだなぁ、と思います。
ボランティアだ、と、被災地の食品を食べて支援をするのだと言いながら。
一方で風評の為に作れるはずの農家の方々が作ることを止めたり。
大変な目に遭い、離れたくなった故郷を離れざるを得なかった人たちに対する不信と不安の眼差し。
「人への風評被害」
なんですか。
自分さえよければ、自分の県の県民、市民が良ければ、また彼らから苦情が出ずに済むならば。
他県民、市民にはどんな思いさせてもいいと?
酷い話ですよね。
そりゃ、大の大人が該当地ナンバーの車に心無い落書きをしたり、避難してきた人の心情も考えず放射能検査とか差別まがいのことをするのなら、子供も同じことしますよね、そりゃ。

目に見えない不安、とか言うのはもちろん有りますけど。
食べたから即病気になるとか、まして人から放射能がうつるわけでもなし。
なんで、そんなに過剰反応をしたがるのか。
私には、その感覚が解りません。
正直に言うと莫迦みたい、としか言いようが有りません。
むしろ、自分より下に見れる相手が欲しくて、その相手を見ることで不安を打ち消そうとかしてるようにも見えます。
一昨年の新型インフルエンザの時も。
その人の足跡を追う、と言う一番過剰反応、過剰報道をするメディアが騒ぐせいで、色々不要な不安を煽ってましたけどね。
彼の地でも。
たくさんの願いが住む人の分だけ有るでしょうに。
なにか捻じ曲げられて美化されて、まとめられてる気がします。

アメリカだったかな?
6歳の子供が幼稚園に持ち込んだ銃が暴発して怪我をした、てニュースをちょっと耳にしたのですが。
銃を持つ規約とか知りませんが、持たせたにしろ、持ち出されたにしろ6歳の子がそれを持てる状況と言うものに恐怖を感じます。
自衛と言う名の…ぶっちゃけて言ってしまえば「やられる前にやれ」ココロは、隣人も身内も疑わないと自分を守れない猜疑なのかな…と思いました。

ヒトのココロは相反するものを抱いた、かくも在ると言う事を。
この数日、しみじみと感じました。
優しさをもっと抱けたなら。
猜疑のココロをもっと抑さえられたなら。
ヒトはもっと幸せと言うものになれるんでしょうね…
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